神様とこの世界その2

「前回の話の続きじゃが、人間が居ただけでは面白くない、いろんな生物を造らなければ、と神様は思ったんじゃ」

「それにはハサミが必要じゃ」

「生物は皆特有の遺伝子を持っておる、その遺伝子をハサミで切ったら、違う遺伝子が出来る」

「色々な種類の生物を作ることが出来るのじゃよ」

「また、色々な種類の生物が居る事によって、人間の棲む世界、環境は色々に変化する、その変化に適応していかなければ、絶滅してしまう」

「絶滅しないように、変化に適応する能力を付けなければならない、これを進化と云う」

「人間が、いや生物が進化するために必要なのが、引き出しの働きなのじゃ」

「この地球には、多種多様の生物がいる、また地球環境も時々刻々と変化している」

「これに人間が対応していくには、切る働きと引き出す働ぎが必要なのじゃよ」

「これは、たいしよく天のみこと様とをふとのべのみこと様のお働きで、二つ一つじゃ」

「生命の定義に、自己複製と云うのがある、つまり子孫を作ると云う事じゃ」

「子孫を作るにはどうすれば良いか」

「人間を始め、多くの生物は有性生殖で子孫を作る」

「これには、種と苗代が必要だと神様は思ったんじゃな」

「種だけでは育たない、苗代だけでももちろん駄目じゃ」

「種が苗代の中に入って、育つことが出来る」

「人間で云えば、受精卵が子宮の中で、胎児になるようなもの」

「受精卵が種で、子宮が苗代」

「これも、いざなぎのみこと様といざなみのみこと様のお働きで、二つ一つじゃ」

「教祖は神様の話を教えられるときに、その場にいた人達が分かりやすいように、話をされたのじゃよ」

「当時は明治の初めの頃で、農家の人が多かった」

「それで、作物に譬えて話をされたので、種と苗代になったのじゃな」

「これだけではなく、教祖は当時の人が納得しやすいように話をされたので、現代では分かりにくいかもしれない」

「そこで、教祖の教えを人に伝えるためには、分かりやすい言葉で伝えていかなければならないな」