· 

ヨーロッパ滞在記1 急な出発

 私は、突然の大教会の御命により、5月6日から16日まで、ドイツのミュンヘン及びフランスのパリへ行って来ました。

 それは何故かと申しますと、大教会の直轄の出張所がミュンヘンにありますが、その所長である荒関隆さんが出直したため、ミュンヘンでお葬式をする事となり、その斎官のひとりに選ばれたからです。

 でも、私が特別優秀だからと云う訳ではなく、たまたまパスポートを持っていたからにすぎません。でも、出発には苦労しました。月次祭の事を頼んだり、仕事の予定を変更したりと、電話を掛けまくりました。

 ドイツでの天理教の布教は大変厳しいものです。キリスト教が国教なので他の宗教を信じる事は難しく、まして布教することは尚の事です。荒関隆さんは、そのドイツで天理教の布教の公認をとった方でした。

 6日に青森を出発し、夕方天理に着き、その日は詰所で一泊しました。

 7日は関西国際空港を11時20分発のエアーフランス航空の飛行機で、約12時間掛けてパリのドゴール空港に午後5時20分頃着きました。計算がおかしいと思われるかもしれませんが、日本とフランスでは時差が7時間(サマータイムなので、本来は8時間)ありますのでこの時間となります。

 このドゴール空港を21時5分発のルフトハンザ航空の飛行機で、ドイツのミュンヘンへ飛び、23時10分にミュンヘン空港に着きました。その日はホテルに泊まりました。